イングベの音が好きな人向けな(笑)
おやっさんのとこでピックのことが記事になってましたんでオラもちょっと。
素材や形によって違うサウンド云々ももちろんなんですが
オラにとって重要だったのが弾きやすいかどうかというのが一番でした。
高校生の頃イングベを初めて聴いてすっかりはまって以来
あのコロコロしたサウンドがオラの目標となりました。
軽くミュートしてるような感じの、歯切れが良く速い連符が
頭にこびりついて離れませんでした。ま、今もですけど。
どうしたらあんな音が鳴るんだろうと考えましたが
アホに答えなど出せませんでした。
しまいには道具のせいにしたりして(笑)
ある日イングベが、雑誌だかビデオだかは忘れましたが
「俺はこのピック使ってんねん」
って言ってるのを聞いて(見て)、んじゃ同じの買ってくるべ!!と楽器屋に走ったのが
下の画像の紫っぽいダンロップです。
まあ、同じピックだからっつって同じ音が鳴るわけもないっていうのは
もう気が付いてましたが。
イングベみたいな音は強いピッキングじゃ出ないんでないか?っていうのが何となく
分かってきた頃、もの凄く上手い先輩の手元をよく見る機会がありました。
イングベだけじゃなくて何でも超上手い人でどれも完コピなんですが
イングベはどーも何かが違うぞと。
その人はピッキングが強かったんです。もの凄く。ゴリゴリです。
弦に対してピックの先っちょが1cmぐらい入っていくような感じで
しかもピックが斜めに弦に当たってキュンキュンと大きなアタック音がしてます。
もしかしたらこの辺に違いがあんのか?と思いながらシコシコと家で研究(大げさw)しました。
弦に対してピックの先っぽはごく浅く当てる感じで、しかも弦とピックの面が
ほぼ平行にヒットするように弾くと、あのコロコロサウンドに近寄ってきた気がしました。
そういう弾き方するのにこのダンロップの紫は超ぴったりでした。あくまでオラ的にですが。
よーするに、ある程度厚みがあって(1.5mm)先っぽが尖り過ぎない形であれば
同じ感じになると思います。
あと軽いピッキングってどんだけ軽いんだ?ってことですが
弦にヒットする瞬間はピックを握る力も軽くなって、弦にピックが負けるといいますか
ピックが弦にヒットしても弦があまり動かないぐらいといいますか。
超解りにくいですね。まー、そんな感じの軽さで。
40超えても未だにそんなことしてて、しかも一向にモノにならずアホ丸出しかもしれませんが
好きなんだからしょうがないです(笑)
今更な感もたっぷりですが、あのイングベのコロコロサウンドを出すために
「オラはこんなことやりますよ」的なことがあればどうぞ教えてください!!
注)同じ人です(笑)